Scissors Estate · OTA運用システム

AI運用方針
― 3層体制の使い分け

Project(脳)+ Claude Code(手)+ 静的サイト(顔)/ 更新:2026-05-29
まず30秒。これだけでOK
分析・生成・公開を、3つの窓口で分担。
追加費用は¥0。今日から動いています。

13層の役割

① Project(Chat)
脳みそ・相談員
スタッフが「シャムロックどうする?」を投げる窓口。診断書(前提)を覚えた状態で、その場で答える。新規レポートの下書きもここで生成。
使う人:全スタッフ窓口:claude.ai の共有アカウント料金:既存サブスクのみ
↓ 成果物を渡す
② Claude Code
作業着・職人
Projectで生まれた下書き・データ・分析結果を、実ファイルに保存し、サイトに反映してデプロイする。コード書き換え・大きな再構築はこちら。
使う人:管理者のみ窓口:このセッション料金:既存サブスクのみ
↓ サイトに反映
③ 静的サイト(otaplan)
顔・成果物の置き場
社長への提示・社員のブックマーク・URL共有はここから。固定資料+計算機UI(料金カレンダー・割引組合せ)。常設URL・ログイン不要。
使う人:全員+社外窓口:otaplan-...pages.dev料金:Cloudflare無料枠内

2場面別の使い分け

やりたいことどの層具体例
個別の質問・分析① Project「来月のBelmontの料金、相場と並べて」
新規データの分析① Project今月の予約CSVを貼って「キャンセル率の推移」
レポートの下書き作成① Project「シャムロック先行導入の社内説明文をA4 1枚で」
下書きを"常設の資料"に① → ②ProjectのHTML下書き → Claude Code でサイト反映
社長に見せる③ サイトotaplan のURLを Chatwork で送る
その場で料金試算③ ツール料金カレンダー・割引組合せ検証で即計算
常設の参照資料③ サイトP1今期サマリ・部屋別ドリルダウンをブックマーク
ルール:"その場の相談"は①、"形にして残す"は①→②→③。これさえ守れば誰も迷わない。

3現状の費用(今の運用)

項目金額備考
Project の利用(claude.ai)¥0 追加既存のClaude サブスクに含まれる
Claude Code の利用¥0 追加同上
静的サイト(Cloudflare Pages)¥0無料枠内(アクセスは社内中心)
合計の追加費用¥0/月今のサブスク以外に何も発生しない
専用ツール契約・専門人材採用・新たな月額SaaSも不要。"今のClaudeを最大限に使い倒す"設計で運用に乗せている。

4将来の選択肢:API直結(必要なら)

もし将来「スタッフが Claude にログインせず、自社サイトのフォームから直接投げ込みたい」「自動化したい」となったら、API直結に進む。今すぐは要らない

AIの段階1回あたり月100回なら向き
軽量(Haiku)約 ¥4約 ¥400定型集計・下書き
標準(Sonnet)約 ¥12約 ¥1,200分析・提案・レポート全般
最上位(Opus)約 ¥20約 ¥2,000重要戦略判断のみ
API直結に進む判断ライン(3つのうちどれか):① 共有アカウントの同時利用がボトルネックになった ② 社外スタッフ・出先からも投げ込みたい ③ 自動化(定期実行・自動レポート生成)が必要になった。この3つのどれかが出るまでは Project で十分

5外部と比べて

選択肢費用感できること
専用の値付けSaaS
PriceLabs 等
1物件 約$20/月
(約¥3,000)〜
※室数ぶん積み上がる
料金の自動設定が中心。38室では室数課金で月額が膨らむ。
国産の価格サーチ系
Price Analyzer 等
月 ¥10,000〜
(年契約)
競合価格の調査・ヒント提示が中心。
専門人材を雇う
レベニューマネージャー
人件費は桁違い柔軟だが採用・固定人件費が重い。
本件(現状=3層体制)¥0 追加
(既存サブスクのみ)
料金だけでなく分析・提案・レポート作成まで。専門人材1人ぶんに近い柔軟さ。
専用ツール各社は「導入で年間収益+20〜40%」と公表(各社試算値)。本件は値付けに加えてキャンセル対策・施設別の打ち手も扱える。追加費用ゼロで、専用SaaSの広いカバー範囲を実現している。

6リスクと対策

数字の"それっぽい嘘"(データを渡さないとAIが作文する)
→ Projectの診断書に 「無い数字は『データ無し』と答える+出典明記」を仕込み済み。スタッフがデータを貼る時のテンプレも整備済み。
共有アカウントの管理
→ パスワード共有の社内ルール、利用ログを定期確認。同時アクセスでレート制限を取り合うため、重い分析は時間をずらす。
データの鮮度
→ 月次でProjectのナレッジ欄に最新データ(予約CSV・KPI Excel)を再アップロード。常に最新前提で答える状態に保つ。
補足:Projectに投げたデータはAIの学習には使われない(商用設定)。客名など不要情報は送る前に消すルール(診断書に記載済)。最終判断は人。

7結論

3層体制で運用中・追加費用¥0/月。スタッフは Project(claude.ai のChat)でその場で相談・分析。管理者は Claude Code で本番反映。社長・社外には otaplan サイトでURL共有。API直結は必要が出た時に検討する将来オプションとして置いておく。